ペンディング【pending】の意味
ペンディング【pending】とは、
保留、先送り
を意味する言葉です。もともと英語の「pending」が語源で「ぶら下がる」という意味です。物事が未解決のまま宙ぶらりんになっているという意味から、ビジネスシーンでは、保留や先送りという意味で使われます。
ペンディングの難しいところは、保留や先送りのレベル感がつかみにくいところにあります。「この件はペンディングで」というと「この件は終了」なのか「この件は一旦保留で」なのか、それとも「この件は一度持ち帰って検討します」なのかの見極めが必要になります。
前後の会話や口調、雰囲気などからペンディングの意味を探ったり、どういう意味かをきちんと確認しないと認識の違いが生まれてしまいますので、注意が必要です。
ペンディングの使用例
・今日は時間もないので、一旦ペンディングにしましょう
→一旦保留で、後日また話しましょうというニュアンスになります
・例の件はペンディングのままですね
→あまり物事がうまく進んでおらず保留状態で止まっているという意味になります
・今日の会議は前回ペンディングになっていたところから議論しましょう
→前回決めきれていなかったところから再スタートという意味になります
・今日の会議はペンディングになりました
→中止と捉えられがちですが、先送りになったという意味になります
ペンディングに関する用語
TBD【To Be Determined】
ペンディングと近いニュアンスで、「未決定」という意味で使われる言葉がTBDです。「To Be Determined」の頭文字をとって、TBDと使われます。