コミット(コミットメント)【commitment】の意味
コミット(コミットメント)とは、
約束、責任
という意味の言葉です。
よくビジネスシーンでも使われる言葉で、数字を達成することを約束するという意味で、「数字にコミットする」と使われたりします。パーソナルジムのCMで使われた「結果にコミット」は有名なフレーズですよね。
同じような「約束」の意味を持つ言葉として「プロミス【promise】」がありますが、コミットはそれよりもっと結果に責任を持つという意味合いが強く含まれており、あまり気軽に使わない方がいい言葉です。
また「コミット」の最上級の表現として「フルコミット」という言葉もよく使われる言葉です。。結果や成果に対して、コミットをさらに強調したいときに使われます。
IT用語として使われる場合の「コミット」は「トランザクション処理(データベースにおける一連の更新処理)において結果を確定させること」といった意味になります。
コミットの使用例
- 今期は営業数字にコミットします
- あの人はこのプロジェクトにコミットしてませんよね
コミットに関する用語
フルコミット
コミットの最上級の表現。「仕事にフルコミットします」などと使われ、すべてを仕事に捧げますのような意味になります。
オーバーコミットメント
同じコミットでも組み合わせ次第ではまったく違う意味として使われているのが、「オバーコミットメント」です。オーバーコミットメントとは、人の担当の範囲を越えて介入する越権行為のことをいいます。他人に余計な指示やアドバイスをすることをオーバーコミットメントと呼びます。
プロミス
コミットと同じく「約束する」という意味合いの言葉に「プロミス」があります。この二つの言葉の違いは、言葉の中に含まれる責任感や姿勢で、コミットを使う場合は、より積極的な姿勢や責任をもって約束する、責任をもってやることを約束するという意味合いです。
反対にプロミスの場合は、言葉で形式的に約束するという意味合いがあるため、仕事での成果を約束する場合にはコミット、プライベートの約束をする場合はプロミスのように考えるとわかりやすいです。