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カニバリ(カニバライゼーション)【cannibalization】の意味
カニバリ(カニバライゼーション)【cannibalization】とは、
食い合い、共食い、自社競合、かぶり
などの意味の言葉です。マーケティング用語としても同じ意味で用いられます。また読み方はカニバライゼーションと呼ばれることもあります。
身内であるはずの自社の店舗や商品、自社の事業同士などで競合することで、特に市場で同じ消費者をターゲットと被ってしまうことをいいます。
動詞となり「カニバる」や「カニバってる」などと使われることもあります。
マーケティングでは、「ドミナント戦略」という方法があり、チェーン店の店舗展開をある地域や狭い範囲に集中的に出店を行うことで、その地域内でのシェアを獲得し、競争で優位に立つという戦略ですが、このドミナント戦略が一歩間違えて失敗してしまうとカニバってしまいます。
基本的にカニバリは共食いという意味なので「お互いにマイナス」であるときに使われ、いい意味では使われないことが多いです。
カニバリ(カニバライゼーション)の使用例
・あそこのエリアでカニバリが起きている
・あの商品同士がカニバってる
カニバリ(カニバライゼーション)に関する用語
シナジー【synergy】
カニバリの対義語はシナジーで、意味は「相乗効果」で、お互いにプラスに作用することをいいます。
シナジー【synergy】
【シナジー【synergy】の意味】 シナジー【synergy】とは、 相乗効果 という意味です。 もともと薬学や生物学などの分野において「相乗作用」という意味で専門用語とし…